格安SIM、格安スマホというワードがだんだん広まってきました。
このページを開いた方も、「現在のスマホ利用料に不満がある」「毎月の利用料をもっと安くしたい」という方が多いと思います。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、当然個人差はありますが、利用料金が3分の1ぐらいになる ことが多いです。
この差はかなり大きいですね。
しかし、そうは言っても、いったいどの格安SIMに乗り換えればいいのか会社がたくさんあってわからない 、という方も少なからずいらっしゃると思います。
このページでは、オススメの格安SIM会社14社の特徴を比較し、オススメ順に紹介していきます。
このページは分量的にかなりありますので、「こんなに読んでいられるか!」という方のために、まずはパッと見でわかる各社の特徴図を作りました。
主要MVNOの特徴はこんな感じになっています。
以下にランキング形式で各社の特徴や強み・弱みを詳しく紹介していますので、興味のある会社から読んでみてください。
第1位 mineo(マイネオ) mineoは2016年の「価格.com格安SIM満足度ランキング第1位」になった、格安SIM会社の中でも、最も人気のあるMVNOのひとつです。
mineoの特徴と強み ・コストパフォーマンスが高い
mineoの料金プランは格安SIMの中でも最安クラス です。それに、「安かろう悪かろう」ではなく、つながりやすさも格安SIMトップレベル。 ランチタイムや夜18時以降は通信速度が遅くなるSIMが多い中、mineoは格安SIMの中でももっとも安定的な速度が出るSIMのひとつです(au回線はややムラがあります)。
ランチタイムに強い のは、最大の魅力と言ってもいいでしょう。
・サポートもトップレベル
9:00~21:00までオンラインで公式スタッフがチャット対応 してくれるのでサポートも安心。マイネオ公式コミュニティサイト「マイネ王」 でmineoに関する疑問も解消できます。
さらに、専門の「mineoショップ」も全国に続々と展開中。mineoショップで販売員に相談や質問が出来ます。現在すでに100店舗以上あり、これからさらに増加が期待できます。
・余ったパケットをユーザー同士でシェアできる
mineoのユニークな特徴は、「ユーザー同士でパケットをシェアできる 」ということです。
これは、「フリータンク」と呼ばれるもので、「今月はちょっとパケット足りないなあ…」と思ったら、パケットをもらう。「今月ちょっと余ったな」と思ったら、パケットを寄付する、という感じです。
mineoの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+090音声通話 500GB 700円 1310円 1GB*1 800円 1410円 3GB 900円 1510円 5GB 1580円 2190円 10GB 2520円 3130円
もしデータ容量を使い切ってしまった場合は、100MB(150円)単位でチャージできるほか、チャージをしなくても最大200kbpsでのデータ通信は可能になっています。メールやLINEなどの軽めの通信なら十分な速度です。
通話料は基本的に20円/30秒です。
その他の特徴など ・通話定額サービス
mineoの音声通話は基本20円/30秒ですが、定額プランの設定もあります。
プラン 月額料金 内容 通話定額30 840円/月 30分まで定額 通話定額60 1680円/月 60分まで定額
※定額通話超過後は20円/30秒
・追加チャージ
追加チャージは150円/100MBと良心的な価格です。余ったデータ通信は翌月まで繰り越すことができます。
・各種事務手数料
手続き 手数料 新規契約時 3000円 データ容量変更 無料 SIMカード再発行 2000円 MNPによる転出 2000円*2 解約金 無し
mineoをオススメしたい人 安くて品質も良くてサポートも良いところが良い !という欲張りな方は、mineoが良いでしょう。極端な使い方をしない限り、失敗のない選択だと思います。
第2位 UQ mobile(UQモバイル) UQ mobileはUQコミュニケーションが提供する格安SIMです。モバイルルーターのWiMAXを提供することでもおなじみの会社ですね。
最近は、深田恭子さん、多部未華子さん、ガチャピン・ムックらが出演するユニークなCMで知名度も上がり、格安SIM会社の中でも存在感が大きくなっています。
UQ mobileの特徴と強み ・とにかく通信速度が速い&安定している
UQ mobileの強みは、なんといっても「通信品質 」です。
前述したマイネオも格安SIMの中では品質トップクラスですが、どちらか比較するとUQ mobileの方が速くて安定的です。ネットワークの範囲も広く 、人口カバー率では99%超です。人のいるところは大体カバーしていると思ってOKですね。
さらに、格安SIMの通信は、アクセスが集中するお昼時は通信が遅くなりがちなのですが、UQ mobileはお昼時の通信速度がダントツ です。
下り通信速度 朝 昼 夜 格安SIM平均 2~3Mbps 0.5~2Mbps 3~4Mbps UQ mobile 10Mbps 24Mbps 16Mbps
(データ参考:モバレコhttps://mobareco.jp/a80294/ )
お昼もストレスなくデータ通信したい方は、UQ mobileオススメです。
・節約モードならSNSデータ消費ゼロ
UQ mobileはデータ消費に関して、「節約モード 」と「高速モード 」があります。
消費モード 最大速度 用途例 データ消費 節約モード 300Kbps SNS なし 高速モード 150Mbps 動画 あり
節約モードはご覧のとおり、通信速度はキャップがかかってしまいまいますが、なんとデータ消費量ゼロ !つまり、通信速度があまり必要ないLINEやfacebookなどのSNSを節約モードで使用すれば、データ消費をせずにSNSを利用できるわけです。
スマホの利用がSNS中心の方にはお得ですね。
・データ容量無制限プランでも安い
UQモバイルは格安SIMには珍しい「データ容量無制限プラン」の設定があります。公式発表の最大送受信速度が500Kbpsなので重い動画閲覧などが少し見づらいかもしれませんが、なんと料金は月1980円 。音声通話付きでも2680円 と破格の安さです。
※直近3日間で6GB以上の通信料を消費した場合、通信速度が制限される可能性があります
IIJmioの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 通信速度 3GB 980円 1680円 送受信最大150Mbps*3 s 無制限 1980円 2680円 送受信最大500kbps
UQ mobileのプランは明快で、音声通話の有無、データ容量制限の有無によって決まる4パターンです。
通話料は基本的に20円/30秒です。
その他の特徴など ・各種事務手数料
手続き 手数料 備考 初期費用 3000円 解約金 9500円 音声通話プランで12カ月以内の解約の場合
UQ mobileをオススメしたい人 とにかく通信速度と通信品質が最優先! という方はUQ mobileオススメです。さらに、通信容量もどこまで使うかわからないから心配 、という方は、データ容量無制限プランが魅力ですね。
第3位 IIJmio(みおふぉん) IIJmioは2012年から格安SIMの提供をしているMVNOです。
他社より特別秀でているポイントはありませんが、すべてにおいて平均点以上のオ-ルラウンドプレーヤー。格安SIMビギナーにとって相性の良いMVNOです。
IIJmioの特徴と強み ・ビックカメラなどの専用カウンターで対面サポートが受けられる
格安SIM会社は、基本的に契約からサポートまでネットで完結してしまい、リアル店舗がないことが多いのですが、IIJmioは全国のビックカメラに設置されている「BIC SIMカウンター 」で、IIJmioの契約から、質問、案内、その後のサポートまでを受け付けています。
対面して疑問点を解消できる安心感は強みです。
・通信品質・速度は平均水準
通信品質や速度については平均的と言えます。アクセスの集中する時間帯(朝8時、ランチタイム、18時~21時)はやはり速度が落ちます。ただ、落ちると言っても、他の格安SIMに比べれば、安定的と言えます。
・追加格安SIMの購入で、スマホ2台持ちやタブレットに
追加SIMを購入すること(2000円/1枚)で、2つ以上の端末でIIJmioのプランを利用することができます(400円/月)。
例えば、3GBのプランで契約した場合、スマホで1GB、タブレットで2GBまで使える、という感じです。
・短時間向け通話定額プランがある
IIJmioの通話プランは「みおふぉん 」と呼ばれているのですが、短時間なら定額かけ放題のプランがあります。
同一名義で契約している家族同士なら、長時間の会話も定額です。
プラン 3分以内プラン 5分以内プラン 月額料金 600円 830円 国内通話 3分以内の通話無料*4 5分以内の通話無料*5 同一契約者間通話 10分以内の通話無料*6 30分以内の通話無料*7
超過時も10円/30秒なので、20円/30秒の他社と比べると割安ですね。
IIJmioの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 3GB 900円 1600円 5GB 1520円 2220円 10GB 2560円 3260円
IIJmioの料金プランは安さで言えばmineoと同レベルです。
データ容量を使い切ってしまった場合は、200円/100MBから追加購入が出来ます。
通話料は基本的に20円/30秒です。
その他の特徴など 各種事務手数料
手続き 手数料 初期費用 3000円 SIMカード再発行 2000円 SIMカード追加 2000円 MNP転出 3000円 解約金(音声通話) 12カ月-利用月数×1000円
IIJmioをオススメしたい人 わからないときは直接顔を見て質問したい 、という方はIIJmioがオススメです。他社にはなかなかないメリットですね。安さも品質も平均点以上です。格安SIMにしたいけどまだ不安が…という方にとっては最適のSIM会社です。
【公式】IIJmioの詳細情報はこちら
第4位 U-mobile U-mobileは動画サービスで有名なU-NEXTが提供する格安SIMです。U-NEXTはもともとはUSENの事業の一部で、USENから独立したかたちですね。アイドルの橋本環奈さんがイメージキャラクターです。
U-mobileの特徴と強みと弱み ・LTE使い放題プラン
U-mobileは「U-mobile PREMIUM」というプランがあって、LTEのデータ通信が使い放題 です。価格も3000円以下と良心的な値段。LTEなのでそこまでの高速通信は出来ませんが、安心感はありますね。
U-mobile PREMIUM データ通信のみ データ通信+音声通話 月額料金 2480円 2980円
・USEN MUSIC SIMで音楽聞き放題
上記のU-mobile PREMIUMの音声通話付きプランにプラスするかたちで、「USEN MUSIC SIM」というプランがあります。
これは、LTE通信使い放題+USENの音楽チャンネル聞き放題 、というもので、なんと今ならセット割が適用され、USENを付けても月額2980円。つまり無料です。12カ月の最低利用期間はあるものの*8 、音楽好きは要チェックですね。
・全国166店舗の取り扱いでサポートも充実
U-mobileは全国166店舗の家電量販店や、独自店舗での取り扱いがあり、契約・手続き・相談からサポートまで対応しています。
さらに、公式サイトでオンラインチャットによるサポートも行っているので、何かあったときにも安心ですね。
・ランチタイムと17時以降の通信速度がネック
U-mobileの通信速度は他の格安SIMと同様に、アクセスが集中するランチタイムと17時以降にぐっと落ちます。
17時から23時までは平均で1Mbps前後ですが、ランチタイムは平均して3Mbps前後出ているのでそこまでストレスはないかもしれません。
U-mobileの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 1GB 790円 なし 3GB なし 1580円 5GB 1480円 1980円 LTE使い放題 2480円 2980円 ダブルフィックス(1GBまで) 680円~ 1480円~ ダブルフィックス(1GB~3GBまで) 900円 1780円
通話料は基本的に20円/30秒。通話アプリU-CALLの利用で10円/30秒と通話料が半額 になります。データ通信のみプランへのSMS機能は月額
ダブルフィックスは使用したデータ容量に応じて2段階の料金があるプランです。
その他の特徴など ・10分以内の通話料定額プランU-mobile SUPER
U-mobileには通話料がお得なプランがあります。プラン内容は「1回あたり10分までの通話料が月に300回まで無料 」というものです。
月に300回も通話する人というのはかなり稀ですから、1回あたり10分以内の通話が多い人にはいいプランですね。
さらに今この通話料定額プランU-mobile SUPERは超お得なキャンペーン中 で、「データ増量 (利用開始月から24カ月間適用)」と「月額利用料割引 (利用開始月から12か月間適用)」が適用されます。
プラン名 月間基本データ容量 データ通信+音声通話 通常時 SUPER Talk S 2GB 1980円 1GB/2980円 SUPER Talk M 6GB 2980円 3GB/3980円 SUPER Talk L 12GB 4980円 7GB/5980円
・各種事務手数料
手続き 手数料 備考 初期費用 3000円 SIM発行手数料 394円 追加チャージ 300円 100MB 追加チャージ 500円 500MB 追加チャージ 800円 1GB MNP転出 3000円 解約金 6000円 *9 解約金 3500円 *10
U-mobileをオススメしたい人 U-mobileは「通話はたくさんするし、夜は自宅でWi-Fiや光回線を使う 」という方にお勧めです。
「U-mobile SUPER」は10分以内の通話300回まで無料で、しかも今はデータ増量+月額料金割引のキャンペーン中 でかなりコスパがいいです。
キャンペーン中の今なら俄然選択肢に入ってきても全くおかしくないですね。
第5位 LINEモバイル LINEモバイルはトークアプリLINEで有名なLINE社が提供する格安SIMです。
LINEモバイルの特徴と強みと弱み ・SNS“カウントフリー”が魅力
LINEモバイルの最大の特徴は、なんといってもSNSフリープランです。
通常の「LINEフリープラン」では、LINEアプリをいくら使ってもデータ消費ゼロ。「コミュニケーションフリープラン」は対象サービスが広がり、LINEに加えて、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムの利用がデータ消費ゼロです。
相手もLINEをダウンロードしていれば、LINE通話で通話料も無料です。
スマホの利用がSNS中心の方にとっては非常にお得な特徴ですね。
・カウントフリーだけど1GBを超えると速度制限
前述のように、対象のサービスではデータ通信の消費はありませんが、1日当たり1GBを超えると速度制限がかかります。
といっても、1日1GBというのは、相当な使い方をしない限り達しないので、超ヘヴィーユーザー以外は気にしなくても良いと思います。
◆SNSにおける1GBの目安
サービス 1GBの目安 LINE 約198000000文字 LINE通話 約16.5時間 写真の送受信 約300枚 twitter動画 約70分
LINEモバイルの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+SMS データ+SMS+音声通話 1GB*11 500円 620円 1200円 3GB*12 なし 1110円 1690円 5GB*13 なし 1640円 2220円 7GB*14 なし 2300円 2880円 10GB*15 なし 2640円 3220円
LINEのプランは非常にシンプルです。
1GBのデータ通信契約は「LINEフリープラン」。3GB以上のデータ通信契約は「コミュニケーションフリープラン」です。
音声通話は基本的に20円/30秒。ただし、LINE通話同士なら無料です。
その他の特徴など ・追加チャージ
追加チャージ 価格 0.5GB 500円 1GB 1000円 3GB 3000円
追加したチャージは翌月まで繰り越し可能。月3回までチャージが可能です。
・各種事務手数料
手続き 手数料 備考 初期費用 3000円 SIMカード発行 400円 解約金 9800円 音声通話12カ月以内の解約のみ
LINEモバイルをオススメしたい人 LINEモバイルはデータ通信がSNS中心の人 にとてもオススメです。「SNS用SIM」として、サブ機で契約するのもアリですね。
第6位 DMM mobile DMMモバイルは、株式会社DMM.comが提供する格安SIMサービスです。DMM.comは動画サービスでお馴染みですね。
DMM mobileの特徴と強みと弱み ・通信プランがきめ細かい
DMMモバイルの通信プランは、後述する料金プランを見ていただければわかりますが、非常に細やかで、「自分に合ったプラン」をこだわって選択することが可能です。
・業界最安値水準
DMMモバイルの価格帯は格安SIM業界最安値水準です。
・3カ月までデータ容量繰り越し可能
余ってしまったデータ容量は翌月以降3カ月まで繰り越し可能です。さらに、使い切ってしまったとしても、480円/1GB*16 という激安価格からチャージ可能です。
・夜18時~24時は通信速度遅め
朝やランチタイムの通信速度は問題ないが、夜は一気に速度が下がるようです。それでも2Mbps以上は計測されているので、重めの動画を見る時にちょっとストレスを感じるくらいでしょう。
DMM mobileの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 ライト*17 440円 1140円 1GB 480円 1260円 2GB 770円 1380円 3GB 850円 1500円 5GB 1210円 1910円 7GB 1860円 2560円 8GB 1980円 2680円 10GB 2190円 2890円 15GB 3600円 4300円 20GB 4980円 5980円
業界隋一の充実プラン内容。
通話料は基本20円/30秒で、DMMトーク (DMMの電話アプリ)を使うと10円/30秒です。
その他の特徴など ・追加チャージ料金
追加チャージ 価格 100MB 200円 500MB 600円 1GB 1100円 1GB(繰り越しなし) 480円
・各種事務手数料
手続き 手数料 備考 新規契約手数料 3000円 SMSサービス*18 150円/月 他社へのMNP転出 3000円 解約手数料 9000円 *19
DMM mobileをオススメしたい人 DMMモバイルは、自分の使うデータ容量をよくわかっている人 、こまめにチャージなど運用ができる人 にオススメです。やや上級者向けの格安SIM ですね。使い方によってはメリットを存分に生かせると思います。
第7位 BIGLOBE SIM BIGLOBE SIMは、老舗プロバイダーBIGLOBEが提供する格安SIMです。
BIGLOBE SIMの特徴と強み ・「通話パック60」を利用すれば通話料が格安
BIGLOBE SIMの通信品質やデータ通信価格は、良くもなく悪くもなくという感じです。
BIGLOBE SIMの特徴としては、「通話料が安い」ということです。
「通話パック60」というオプションをつければ、BIGLOBEでんわ(無料アプリ)のっ利用で最大60分まで月額650円 、超過しても10円/30秒という価格です。
短時間の通話が多い方は、「3分以内かけ放題 」というプランもあります。
・エンタメフリー・オプション!で動画見放題
月額480円データ通信のみプランでは980円で、Youtube・Google Play Music・Apple Music・Abema TVなどのサービスが、データ通信にカウントされません 。
Youtubeなどの動画サービスは、長時間見ているとすぐにデータ容量を食ってしまうので、これらのサービスをよく利用する方には嬉しいプランですね。
ただし、申し込めるのは6GB以上のプランをご利用の方のみなので、注意が必要です。
・夜18時~24時は通信速度遅め
朝やランチタイムの通信速度は問題ないですが、夜は一気に速度が下がるようです。2Mbpsを下回る時間帯もあるので、動画の視聴はちょっと厳しいかもしれません。
BIGLOBE SIMの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 プラン名 1GB なし 1400円 音声通話スタートプラン 3GB 900円 1600円 エントリープラン 6GB 1450円 2150円 ライトSプラン 12GB 2700円 3400円 12ギガプラン
BIGLOBEでんわの通話料は10円/30秒、それ以外の通常通話は20円/30秒です。
その他の特徴など ・各種事務手数料
手続き 手数料 備考 初期費用 3000円 MNP転出 3000円 4か月目以降 MNP転出 6000円 1~3か月 解約金 8000円 13カ月以内の解約 データ容量追加 300円 100MB
BIGLOBE SIMをオススメしたい人 BIGLOBE SIMは通話料を安く抑えたい人 、又はYoutubeやAbemaTVをよく利用する人 にオススメです。
第8位 楽天モバイル 楽天モバイルは楽天市場で有名な楽天が提供する格安SIMです。
楽天モバイルの特徴と強みと弱み ・楽天ユーザーはメリットいっぱい
楽天モバイルは楽天ユーザーにとってはメリットが多いです。月々のお支払いに楽天スーパーポイントが使えたり、支払い100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まったりします。さらに、通話SIMを契約すれば楽天市場でのポイントがずっと2倍 になります。
・通信速度はトップクラス
楽天モバイルの通信速度は格安SIMの中でも間違いなくトップクラス です。特に、他のSIMが苦戦する夜18時以降も、速いデータ通信を実現しています。24時間の平均速度では、格安SIMの中でトップという声もあります。
・通信制限が厳しい
例えば、3.1GBパックのプランの場合、3日で540MB のデータ通信を利用すると、通信制限がかけられてしまい、200kbps になってしまいます(動画視聴にはかなり厳しい速度)。
前述のトップクラスの通信速度の半面、この通信制限は諸刃の剣です。
・取扱店舗が少ない
楽天モバイルはリアル店舗での取り扱いが非常に少ないです。店舗での手続き、相談はあまり期待できないでしょう。
楽天モバイルの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+SMS データ通信+SMS+音声通話 ベーシック*20 525円 645円 1250円 3.1GB 900円 1020円 1600円 5GB 1450円 1570円 2150円 10GB 2260円 2380円 2960円 20GB 4050円 4170円 4750円 30GB 5450円 5520円 6150円
通話料は基本的に20円/30秒。追加チャージは300円/100MBとちょっと高めです。
その他の特徴など ・楽天でんわ5分かけ放題
月額850円で楽天でんわ(アプリ)の5分以内の国内通話が何度でもかけ放題になります。5分超過後も10円/30秒と、通常の音声通話に比べて割安です。
・各種事務手数料
手続き 手数料 備考 初期費用 3394円 SIMカード再発行 3000円 SIMカードサイズ変更 3000円 MNP転出 3000円 解約金 9800円 *21
楽天モバイルをオススメしたい人 楽天モバイルはずばり楽天ユーザーにオススメ です。価格帯もかなり安い部類に入るのですが、楽天ユーザーならメリットを存分に享受できます。通信速度もトップクラスなので、データ容量の管理が出来る人 ならかなり使い勝手の良いSIMです。
第9位 イオンモバイル イオンモバイルは複合型スーパーでお馴染みのイオンが提供する格安SIMです。
イオンモバイルの特徴と強みと弱み ・格安SIM最多のプラン数
イオンモバイルのプラン数は非常に細かく、0.5GBから50GBまでなんと11プランもあります。ライトユーザーからヘヴィーユーザーまでに対応したプランの幅広さが魅力です。
・全国212店舗のイオンでサポートが受けられる
当然ながら、イオンモバイルは、イオン店舗での故障修理受付や料金プラン変更、その他不明点の相談などのサポートが受けられます。
毎週イオンに買い物に行く主婦の方などは、買い物ついでにスマホのことを聞けるので良いですね。
・通信速度は速いが安定性に欠ける
イオンモバイルの通信速度は平均すると悪くないのですが、朝やお昼、18時以降のアクセスが集中する時間帯に弱いです。
高速で通信できたかと思うと、次の瞬間一気に速度が落ちたりするなど、ムラのある通信品質のようです。このあたりは要改善ですね。
イオンモバイルの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 0.5GB なし 1180円 1GB 480円 1280円 2GB 780円 1380円 4GB 980円 1580円 6GB 1480円 1980円 8GB 1980円 2680円 12GB 2680円 3280円 20GB 4480円 4980円 30GB 6480円 6980円 40GB 7480円 7980円 50GB 10300円 10800円
通話料は基本的に20円/30秒。データ通信のみのプランにSMSを付ける場合は月額140円上乗せです。 追加チャージは480円/1GBでできます。
その他の特徴など ・各種事務手数料
手続き 手数料 備考 初期費用 3000円 料金プラン変更 無料 音声⇔データプラン変更 3000円 MNP転出 3000円 契約後180日以降のMNP転出の場合 MNP転出 8000円 契約後180日以内のMNP転出の場合 解約金 なし
イオンモバイルをオススメしたい人 イオンモバイルは、スマホビギナーでなおかつイオンへ頻繁に行く人 がオススメです。
よく行くお店で気軽に聞けるというのは安心感があります。
第10位 OCNモバイルONE OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMです。
OCNモバイルONEの特徴と強みと弱み ・契約データ容量超過後のバースト機能で快適
基本的にどの格安SIMも、契約したデータ容量超過後は通信規制がかかって、データ通信は非常につながりにくくなるのですが、OCNモバイルONEは、契約容量超過後にこのバースト機能を使うことによって、速度規制状態でも最初の150KBだけ高速通信(最大262.5Mbps)が出来るのです。
そのため、容量の軽いサイトやSNSであれば、速度規制状態でもストレスなくデータ通信を利用できます。
・日ごとの通信容量制限プランで容量超過も怖くない
OCNモバイルONEのプランには、1日当たり110MBや170MBなどのプランがあります。1日の制限プランというのはほかの格安SIM会社ではなかなかないのですが、このプランの何がいいかというと、データ容量が超過して速度規制がかかっても翌日には回復する 、ということです。
多くのSIM会社は月ごとの容量制限なので、翌月まで回復を待たなくていいというのは使いやすいですね。
・18時以降の速度がかなり遅い
OCNモバイルONEの弱点は、ずばり夜の通信速度です。
夜以外の時間帯では、平均して15Mbpsの速度を記録しているものの、夜は一気に1Mbps程度にまで落ち込んでしまいます。
17時~24時までのデータ通信は、なかなかスムーズな通信ができないかもしれません。
OCNモバイルONEの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 備考 110MB/日 900円 1600円 170MB/日 1380円 2080円 3GB 1100円 1800円 5GB 1450円 2150円 10GB 2300円 3000円 15GB 1800円 2500円 最大通信速度500kbps
通話は基本的に20円/30秒。OCNでんわの場合10円/30秒です。
月額850円で5分以内の通話かけ放題サービスがあります。
・4/30まで超お得キャンペーン価格!
4/30までの音声対応SIM申し込みに限り、「月額700円割引×2カ月 」と「日次コース50MB/日・年次コース1GB/月×1年間増量 」のキャンペーンをやっています。このキャンペーンはかなりお得です。
月間基本データ容量 データ通信+音声通話 備考 160MB/日 900円 月4.8GB相当 220MB/日 1380円 月6.6GB相当 4GB 1100円 6GB 1450円 11GB 2300円 16GB 1800円 最大通信速度500kbps
その他の特徴 ・各種事務手数料
手続き 手数料 備考 初期費用 3000円 MNP転出 3000円 解約金 8000円 *22
OCNモバイルONEをオススメしたい人 OCNモバイルONEは、なかなかピンポイントな属性でオススメしずらいのですが、キャンペーン料金はかなり魅力的です。4/30までであれば、お得感が欲しい人 、にオススメですね。
第11位 NifMo NifMoは老舗インターネットプロバイダーNifty社が提供する格安SIMです。
NifMoの特徴と強み ・お得なポイントプログラムが魅力
NifMoの魅力は特定のサービスを利用したり、アプリをダウンロードするともらえるポイントプログラムです。貯まったポイントは、Nifmoの月額料金から割り引くことができます。ポイントが貯まる仕組みとしては、以下の3つです。
1.提携サイトでのショッピング
NifMo提携サービス Yahoo!ショッピング 東急ハンズネットストア Renta! ポンパレモール ZOZOTOWN ルミネオンラインストア その他
サービスの利用ごとに数%のポイントが付与され、Nifmo利用料金から割引されます。
2.NifMoオススメアプリのダウンロード
アプリのダウンロードごとに100円/1DLなどの月額利用料金割引があります。
3.提携飲食店を利用+アンケート回答
全国約1200店舗の中から行きたいお店を検索し、応募。抽選に当たると、そのお店を利用して、マイページからアンケートを提出すると、飲食代金の30%~100%が還元ポイントとして、NifMo利用料金から割り引かれます。
・通信品質は平均水準かちょっと上
通信品質に関しては、平均的に見れば良い方です。しかし、他の格安SIM同様に、ランチタイム、夜18時以降は他の時間帯よりはつながりにくくなっています。
それでも、全然つながらないというわけではなく、速度は落ちるもののつながりますし、他の格安SIMが18時~24時までがアクセス集中で速度が落ちることが多い中、NifMoは21時以降は他の時間帯の水準まで回復してくる など、通信品質は悪くないです。
全体を通してみれば、平均よりちょっと上くらいでしょう。
・取り扱い店舗が少ない
NifMoは家電量販店などで取り扱っている店舗はとても少ないです。リアル店舗でのサービス相談や手続きは、あまり期待しない方がいいでしょう。
NifMoの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 3GB 900円 1600円 5GB 1600円 2300円 10GB 2800円 3500円
通話料は基本的に20円/30秒。追加チャージは900円/500MB。データ通信のみプランにSMSを付けると月額150円上乗せされます。
その他の特徴 ・NifMoでんわ(月額定額でんわかけ放題)
月額1300円で国内かけ放題のIP電話サービスがあります。IPでんわなのでご注意ください。海外かけ放題も付けると月額2700円になります。
・各種事務手数料
手続き 手数料 備考 初期費用 3000円 SIM再発行 3000円 MNP転出 3000円 契約解除料 8000円 音声通話タイプを契約し、利用開始月の翌月から6カ月以内に解約した場合のみ
NifMoをオススメしたい人 NifMoはなんといっても、ポイントをコツコツ貯めるのが好きな人 にオススメです。格安スマホとポイントサイトが融合したサービスというイメージですね。基本料金はやや割高ですが、通信品質は悪くないので、使い方次第ではメリットを存分に生かせるでしょう。
第12位 Exciteモバイル Exciteモバイルはポータルサイトなどで有名なExciteが提供する格安SIMです。
Exciteモバイルの特徴 ・強みは特になし。使った分だけプランがある
Exciteモバイルが他社より秀でているポイントや、特徴は特にありません。データ容量のプランに、「使った分だけプラン」があるぐらいですね。
高速データ通信料 料金 低速通信*23 のみ 500円 ~500MB 630円 ~1GB 660円 ~2GB 770円 ~3GB 880円 ~4GB 1150円 ~5GB 1450円 ~6GB 1600円 ~7GB 1900円 ~8GB 2120円 ~9GB 2200円 ~10GB 2380円
Exciteモバイルの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 1GB 670円 1370円 2GB 770円 1470円 3GB 900円 1600円 9GB 2250円 2950円 20GB 4750円 5450円 30GB 6980円 7680円 40GB 9980円 10680円 50GB 13800円 14500円
Exciteモバイルをオススメしたい人 特にオススメする理由はありません。
第13位 nuro mobile nuro mobileはソニーネットワークコミュニケーションズが提供する格安SIMです。
nuro mobileの特徴 ・特徴らしい特徴はなく、夜の通信が異常に遅い
はっきりいって、nuro mobileに特徴らしい特徴はありません。強いて言うなら、「0SIM」という月間500MBまで無料のプランがありますが、なかなか使いづらいのが現実です。
さらに、アクセスが集中する18時以降のデータ通信が格安SIMの中でもかなり遅い方なので、ストレスがたまるかもしれません。
nuro mobileの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 2GB 700円 1400円 3GB 900円 1600円 4GB 1100円 1800円 5GB 1300円 2000円 6GB 1500円 2200円 7GB 1700円 2400円 8GB 1900円 2600円 9GB 2100円 2800円 10GB 2300円 3000円
nuro mobileをオススメしたい人 特にオススメしたい理由がありません。
第14位 DTI SIM DTI SIMはドリーム・トレイン・インターネット社が提供する格安SIMです。
DTI SIMの特徴 ・どの時間帯においても最弱クラスの通信速度
正直なところ、DTI SIMでデータ通信をするのはかなりの苦行です。すべての時間帯において、格安SIM最弱クラスの通信速度で、ほとんどの時間帯において1Mbps前後かそれを下回る速度です。これではなかなか厳しいですね。
DTI SIMの料金プラン 月間基本データ容量 データ通信のみ データ通信+音声通話 1GB 600円 1200円 3GB 840円 1490円 5GB 1220円 1920円 10GB 2100円 2800円 15GB 3600円 4300円 20GB 4850円 5550円 ネットつかい放題*24 2200円 2900円
DTI SIMをオススメしたい人 ちょっと言いづらいですが、スマホのデータ通信でストレスを感じたい修行僧の方にオススメです(ほとんどの方にオススメできません)。
総合評価 さて、最後にここまで比較してきた14社の各項目別と総合評価をまとめてみました。
サービス名 価 格 通信品質
サポート プラン 総合評価 mineo S A S A S UQ mobile A S A B A IIJmio S B S A A U-mobile A B A A A LINEモバイル B B B B B DMMモバイル B C B A B BIGLOBE SIM A B B B B 楽天モバイル C A B B B イオンモバイル A C B A B OCNモバイルONE C C C B C Nifmo D B D D C Exciteモバイル C C D D D nuro C D D C D DTI SIM B E D D D
とにかく迷ったらmineoかIIJmio。その他は、ご自身の利用状況に合わせて、一番馴染むSIM会社を選べば良いと思います。
ただ、個人的には総合評価DのSIM会社はあまりオススメできません。そこを選ぶなら、もっと良い他の選択肢が必ずあるでしょう。
今後も新しいMVNOが出てくるかもしれません。その時はまた、調べて比較していきたいと思います。
参考書籍・サイト等
【完全ガイドシリーズ156】 SIMフリー完全ガイド (100%ムックシリーズ)
家電批評 2017年 02 月号 [雑誌]
格安スマホの選び方・使い方がぜんぶわかる本 (洋泉社MOOK)
モバレコ - SIM・スマートフォンの総合情報サイト
※通信速度等は『SIMフリー完全ガイド(晋遊舎)』『モバレコ』を参考にしています。